7月19 日、新エネ車メーカーが急成長している中国は、BYD、蔚来（NIO）、極氪（ZEEKR）など複数のブランドが海外進出を果たしている中、理想汽車（Li Auto）は今のところその予定はないと報じられた。
理想汽車のCEOである李想（Li Xiang）氏は昨日、今月の第1週、第2週の納入台数合計は上限数と200台以上の開きがあり、この分は中央アジアや中東などに個人輸出されていることが調査により判明したとコメントした。ただ同氏は、2025 年までは海外進出をせずにあらゆる資源を2025 年の目標達成につぎ込むとも述べている。
理想汽車は以前、2025 年の製品計画として「スーパーフラグシップ1タイプ、ターボ型EV5タイプ、高電圧EV5タイプ」というラインナップで20 万元以上の市場をカバーし、ファミリーカーとして本格的にニーズを満たすと伝えられていた。2025年に販売台数を160 万台/年、売上高を5000億元とするとの目標を掲げている。
このほど理想汽車が発表した2023 年第 29週（7.10-7.16）の販売ランキングを見ると、販売台数は0.77 万台で「中国新興ブランド」のトップを守り、「高級車ブランドランキング」では5位となっている。
（中国経済新聞）