中国の家計のお金は、どこに流れているのか

2026/09/28 10:00

高盛が2026年に示した中国の家計バランスシートは、数字の大きさより、中身の入れ替わりが先に目に入る。住民部門の総資産は2023年初に天井をつけ、約六四半期減ったあと、直近はおよそ730兆元(約1万6885兆円)で横ばいだ。総額は「止まった」。動いたのは構成である。

 2021年半ば、不動産ブームの頂点では、家計資産の67%が住宅、現金・預金が16%、株式・債券・保険などの金融資産が15%だった。2026年1~3月は、住宅52%、預金25%、その他金融資産20%。直接保有の株式は5%から6%へ、わずかに増えただけだ。住宅の比重が15ポイント落ちるあいだに、預金が9ポイント、金融資産が5ポイント埋めた。

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