中国の通信教育大手「東方甄選」は7月26日に突如、ある大手アプリの直営店およびライブスタジオの営業を、ルールに基づき29日まで3日間中止すると発表した。その後に急遽、自社のAppでライブ配信を始めている。
東方甄選は公式アカウントで、「スタジオではなく店の休業であり、よって配下のミニアカウント『直営品スタジオ』も3日間休業となる」と説明した。主要アカウントなどはいつも通の運営やリンクを続けるという。
これについて7月28日、関係者の話では、東方甄選のキャスターが原材料名を説明していた際に、包装に印字されたQRコードがそのまま写ってしまったため、Tiktokにより誘導と判断され店を閉鎖したという。東方甄選は現在、この件の改善策を講じている。
ただこれでTiktokのライブは配信停止となったものの、東方甄選のAppスタジオはにわかに注目を招き、売上高が過去最高を記録している。
東方甄選は7月28日午前、7月27日のAppの売上高が3000万元（約5.86億円）を突破し、前日の記録をまたも更新したと発表した。購入者が数十万人に膨れ上がり、今は多くの商品の在庫を積み増ししているという。
（中国経済新聞）