中国スマホ市場、出荷台数が14年ぶり低水準に!ファーウェイ・アップルが逆行成長でシェア拡大

2026/10/20 08:30

10月19日 、 調査会社Counterpoint Researchの市場モニタリングサービスがまとめた速報データによると、2026年第3四半期(7~9月)の中国スマートフォン出荷台数は前年同期比10%減となり、2012年以来、同四半期として最低の水準を記録した。

市場の落ち込みは同社の予想とおおむね一致した。背景には、メモリー価格の継続的な上昇に伴う部品表(BoM)コストの大幅な増加や、供給不足の深刻化がある。こうした要因が重なり、2026年下半期に入ってから市場の減少幅はさらに拡大している。

メーカー別では、華為技術(ファーウェイ)が市場シェア21.3%で首位を獲得した。Appleは19.5%で2位となり、両社が市場全体の縮小傾向に逆行する動きを見せた。

中国スマートフォン市場では、部品コストの上昇と供給制約がメーカー各社の事業環境を圧迫している。市場全体が縮小するなか、華為とAppleが高い市場シェアを確保したことは、厳しい競争環境において両社が相対的な存在感を維持していることを示している。

今後の市場動向を見極めるうえでは、メモリー価格の推移や部品供給の改善状況に加え、メーカー各社がコスト上昇にどう対応するかが焦点となりそうだ。

(中国経済新聞)