中国国家衛生健康委員会が、発熱外来、救急外来、重症患者のピークは過ぎたと発表

2023/01/19 21:30

中国国家衛生健康委員会の郭燕紅(Guo Yanhong)氏は19日午後の記者会見で、新型コロナウイルスによる発熱外来、救急外来、重症患者のいずれもピークを過ぎたと発表した。

郭燕紅氏は、中国の医療機関における新型コロナウイルス患者への対応は秩序立っており、通常医療も徐々に回復してきている。中国における発熱外来の受診者は、2022年12月23日をピークに減少傾向に転じ、1月17日にはピーク時から94%減少。救急外来の受診者は2023年1月2日をピークに減少に転じ、1月17日にはピーク時から44%減少。重症患者は1月5日をピークに、1月17日にはピーク時から44.3%減少した。また、通常医療への影響も緩和され、一般外来も徐々に回復傾向にある。一般外来における新型コロナウイルス患者の割合は減少しており、1月17日までに受診者の99.5%は一般患者(コロナ感染症以外の傷病の患者)となっている、と述べた。

(中国経済新聞)