中国、61年ぶりに人口減少、前年比85万人減の14億1175万人

2023/01/19 09:30

中国国家統計局は17日、2022年末の総人口(31省・自治区・直轄市の人口と現役軍人を含み、香港・マカオ・台湾・外国人は除く)が、85万人減少し14億1175万人だったと発表した。人口の減少は、1961年以来61年ぶりとなった。

出生数は956万人、人口1000人あたりの出生率は6.77だった。死亡数は1041万人で、人口1000人あたりの死亡率は7.37、出生率から死亡率を差し引いた自然増加率は人口1000人あたり-0.60となった。

男女別では、男性人口が7億2206万人、女性人口が6億8969万人で、全人口の男女比は104.69(女性を100とした場合)だった。

年齢別では、15~64歳の生産年齢人口が8億7556万人で人口比率は62.0%となった。また、60歳以上の人口は2億804万人で人口比率は19.8%となり、そのうち65歳以上の人口は2億978万人で14.9%となった。

都市人口は前年比646万人増の9億2071万人、農村人口は前年比731万人減の4億9104万人で、都市住民の比率は前年比0.50ポイント増の65.22%に上昇した。

(中国経済新聞)