四川の自貢ランタンが、フランスのモントーバンを彩る

2022/12/4 15:24

北京時間12月1日、中国人民対外友好協会が主催し、自貢灯彩集団などが出資する「2022年中国ランタンフェスティバル」が、フランスのモントーバン市にあるフーコー公園で正式に開幕した。モントーバンのブリジット・バレージュ市長とジャン=ピエール・フォアサック副市長が一緒にスタートボタンを押した。

フランス南西部に位置するモントーバン市は、この地域における政治、経済、文化、交通、通信の中心地とされる。2017年以降、フランスで4度開催されている中国ランタンフェスティバルには、累計140万人を超える来場者が訪れ、フランスにおける有名な文化交流イベントの1つとなっている。

今年は「長江に舟を浮かべる」をテーマに、「中国の風景を味わう」「動物の世界を探る」「モントーバンの歴史を歩く」という3つのエリアに分かれている。

また、今回のフェスティバルには、長江の風景、龍、パンダ、万里の長城など中国の代表的な文化要素に加え、ラグビーボール、パラシュートなどフランスの要素も取り入れている。5ヘクタールの公園には、2500個のランタン、8万個の電球、5万平方メートルの絹、3万個の陶器、180トンの金属で作られた40以上の大型ランタングループと100組の様々な花、虫、アニメのキャラクターなどが飾られている。

フェスティバルでは、無形文化遺産である自貢ランタンと現代の光技術との相互作用を通じて、美しく素晴らしいランタン文化を紹介し、中国の伝統をより多くの人に知ってもらうための魅力が満載となっている。

(中国経済新聞)