中国の国際的スター、チャン・ツィイーと娘の汪曼熙(ワン・マンシー)

2022/10/28 12:15

 チャン・ツィイー(章子怡)は、国際的な映画スターで、『初恋のきた道 』『グリーン・デスティニー』『SAYURI』『LOVERS』『花の生涯〜梅蘭芳〜』『グランド・マスター』『最愛』『上陽賦〜運命の王妃〜』など数々の映画やドラマに出演し、世代を超えて多くの人に影響を与えている。また今までに、中国映画「華表賞」最優秀女優賞を3回、「百花賞(大衆映画)」最優秀女優賞を2回、「金鶏賞(芸術映画)」最優秀女優賞を1回受賞している。

2004年、チャン・ツィイーと香港有数の富豪一族御曹司であるエリック・フォク(霍啓山)の交際が発覚したが、芸能界を引退することがエリックからの結婚条件であったため、2006年に2人は破局している。その後、チャン・ツィイーはニューヨークで投資会社を経営するイスラエル人のヴィヴィ・ネヴォや中国の人気司会者でキャスターの撒貝寧(サー・ベイニン)と交際したが、いずれも破局を迎えている。

チャン・ツィイーとロック歌手のワン・フォン

2014年、チャン・ツィイーは有名ロック歌手のワン・フォンと交際を始めた。チャン・ツィイーはインタビューで「ワン・フォンとはちょうどいい時期に出会った。お互い色々なことを経験し、精神的にも成熟している」と語っている。

ワン・フォンには元恋人との間に「小リンゴ」という愛称の娘(汪曼熙ワン・マンシー)がいたが、仕事が多忙であったため祖母に預けていた。

そして2015年にチャン・ツィイーはワン・フォン(汪峰)と結婚し、一つ屋根の下で「小リンゴ」を中心とした3人の生活が始まった。

チャン・ツィイーのご一家。右から2番目はワン・フォンの娘ワン・マンシー

初めてワン・マンシーに会った時、彼女はチャン・ツィイーのことを「ママ」と呼んだ。その時、チャン・ツィイーは汪曼熙が幼い時から寂しい思いをしてきたことを感じ取り、精一杯の愛情を注いで面倒を見ようと思った。その後、チャン・ツィイーが2人の子供を出産しても、汪ワン・マンシーへの愛情は変化していない。家族の写真にはいつもワン・マンシーがチャン・ツィイーの横で微笑んでいる。ワン・マンシーが父ワン・フォンと出席したチャン・ツィイー出演の映画試写会では、ワン・マンシーがチャン・ツィイーのことを「ママ」と呼び、チャン・ツィーイはワン・マンシーを「長女」と紹介していた。

これまでの経験が、現在の幸せに繋がっている。愛情溢れる一家を通して、心が温かくなった。

(中国経済新聞)