テスラ、リノベーションのため生産停止、生産能力を110万台に拡大へ

2022/06/25 10:45

内部資料によると、テスラの上海ギガファクトリーは、工場の改修工事と工場全体の停電のため7月1日から4日まで閉鎖される。テスラ工場「モデル3」の生産全体が7月18日から停止し、作業員は15日以上休職するとされている。また、7月には「モデルY」も生産ラインの改修を行い、生産能力を増強する予定だ。

テスラのギガファクトリーは上海の臨港新片区(上海自由貿易試験区)にあり、2019年10月に「モデル3」、2020年後半に「モデルY」の生産を開始した。上海工場では2020年に14.4万台、2021年に合計48万台を生産し、昨年のテスラの世界生産台数の51.7%を占めた。  

公示文書によると、テスラは今回の生産ラインの改修に最大12億元(約242億円)を投資、この拡張により4,000人の従業員を増やし、総従業員数は1.9万人、生産能力は110万台に拡大するという。

(中国経済新聞)