Wechat、「手のひら決済」を発表

2023/05/23 11:35

SNSのWechatは5月21日にアカウントで、「手のひら」による決済の導入を発表した。現在、顔認証のデバイスで手のひら情報の登録を受け付けており、個人のアカウントを紐づけて掌紋を登録し、買い物の際にスキャナーに手をかざせば決済が完了するという仕組みである。

この「手のひら決済」は、顔認証よりもセキュリティーや正確性が高いもので、指の表面部分を読み取る指紋認証とは違って血管の筋を読み取るもので、情報の漏えいやなりすましが防げるという。

会員カード、キャンパスカード、交通ICカード、電子チケットのコードなどと手のひらを紐付ければ、会員認証、買い物の決済、ゲートの通過が可能になり、現在はこの方式の導入拡大を目指している最中である。北京では、スキャンもカードタッチも不要、またスマホも持たずに電車に乗れる「手のひら」乗車がすでに利用開始している。非接触型の改札であって衛生的かつ安全、またカードを持ち忘れたりスマートフォンの電源が切れたりしていても乗車が可能なわけである。

Wechatで決済をする際は、手持ちのスマホの電源をONにしておかなくてはならず、スマホを持ち忘れたり電源が切れたりしていると面倒なことになるが、手のひら決済ではこのような心配も無用である。紐つけさえ済ませれば、スマホがなくても、あるいは電源がOFFであっても決済が行える。

(中国経済新聞)