中国の北部地域で35度以上を観測、山東省の一部では39度に到達

2023/05/16 05:52

中国の北部に位置する北京市や山東省では15日、気温が35度を超え、高温注意報が発令された。

山東省気象局によると、山東省では済南市、淄博市、浜州市、濰坊市などで36度~38度を観測、一部の地域では39度に達し、今年初めてとなる高温注意報が出された。

山東省気候センターの統計によると、山東省で35度を観測する最初の日は、毎年5月下旬から6月上旬となっており、2000年の統計開始以来、今年は2006年4月30日に次ぐ2番目に早い記録となった。

北京市気象局によると、北京市は15日~16日にかけて最高気温が35度に達すると見込まれており、上海市の34度、海南島の30.2度を上回っている。

中国気象局は、17日以降、山東省の浜州市、濰坊市などで雷雨が発生し、気温は下がるとしている。

(中国経済新聞)