北京市、2022年の生産額は前年比0.7%増

2023/03/25 11:03

北京市は3月21日、2022年の国民経済・社会の発展に関する統計結果を発表した。

経済面について、年間生産額は概算統計で4兆1610.9億元(約80.08兆円)であり、物価が不変とすると前年比0.7%のプラスとなる。これを産業別に分けると、第一次産業が1.6%減の111.5億元(約2146億円)、第二次産業が11.4%減の6605.1億元(約12.7兆円)、第三次産業が3.4%増の3兆4894.3億元(約67.16兆円)であり、割合でいうと0.3:15.9:83.8となる。また常住人口で割った1人当たりの生産額は19.0万元(約366万円)であった。

人口や就業状況について、年末時点の常住人口は前年末より4.3万人減って2184.3万人であり、このうち都市部の人口が87.6%にあたる1912.8万人、転入者は37.8%の825.1万人であった。出生率は5.67‰、死亡率は5.72‰で自然増加率は-0.05‰である。都市部の新規就業者数は26万人であり、失業率は年間目標の範囲内である平均4.7%であった。

物価について、消費者物価指数は前年比1.8%、生産者物価指数は2.3%、生産者購入価格指数は6.2%それぞれ上昇し、農産物生産者物価指数は2.7%の上昇だった。また住宅は、12月の新築物件の販売価格指数は前月比で100.2、前年比で105. 8であり、中古物件は前月比99.6、前年比103.9となっている。

(中国経済新聞)