中国、全国の拠点病院でコロナ陽性率が低下 インフルエンザは6週間連続で上昇

2023/03/13 17:31

中国が3月11日に更新した新型コロナウイルスの感染状況を見ると、拠点病院における毎週のインフルエンザ患者(体温38℃以上、せきまたはのどの痛みあり)のうち、コロナの陽性率は下がりインフルエンザの陽性率が上昇している。

中国各地の拠点病院での外来患者(急患)におけるインフルエンザの割合は、2023年の7週目(2月13日-19日)から増え始め、9週目(2月27日-3月5日)は7.1%で8週目(2月20日-26日)の3.8%を上回った。

患者数が増えるにつれて、ウイルスの陽性率も高まっている。

2023年9週目は、インフルエンザ患者のうち陽性率が8週目の25.1%を超えて41.6%となり、6週間連続での上昇を示した。一方でコロナの陽性率は8週目の5.1%から3.8%に下がっている。

(中国経済新聞)